「待つ」という発想 | 林知之


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わが家の愛犬にご飯をやるとき、おすわりをさせます。
でも、ガマンできずに腰を浮かせて前のめりになるのです。
なんだか情けないのですが、そんなところがカワイイ!

日経平均の水準を見ると、すでにおいていかれた感覚が芽生えるかもしれません。
でも、個別株が売買の対象なら、別のアプローチをするべきです。

どんな戦略でも、どんな見通しでも、共通のキーワードは「待つ」ことです。

すべて“例えば”の話ですが……

指数上昇をけん引する銘柄の最後の上げに乗るなら
「どこまで待つ(ポジションを維持する)か」

蚊帳の外にある銘柄の買い場を探すなら
「いつまで現金ポジションを温存して待つか」

ほかにも、いろいろな「待つ」がありますが、自我を押し殺してガマンするのではなく、「感じるままに行動するため、積極的に待つ」という発想があると、イメージは一変します。

「次のチャンスを待つ」という発想があれば、素早い損切りといった瞬発力も生まれます。

私は現在、低位株の本格的買い場を待つ姿勢です。
でも、「そろそろ準備」とワクワク感があります。

解説と事例は、ただいま印刷中の『研究部会報』7月号で述べました。
7月28日(火)発行、同日に発送します。
お楽しみに!

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