日々の投資関連情報を流す大手メディアは、ホントにいいかげんだと感じます。
強烈だったのは2016年、米大統領選のビフォー・アフター。
「トランプ氏が勝利したら暴落必至」と言っていたのに、選挙後に強い相場がスタートするやいなや、「トランプラリーが始まった」だって……
昨日、6月11日のNYダウは大幅下落。
1861ドルもの下げについての解説は、「コロナ感染の第2波を懸念」だそうです。
えっ、第1波でパニクっているころから、『第2波を警戒すべき』と盛んに言っていましたよね。
悪材料として突然に出現したように書かないでよ。
株価が3月から戻る過程では、ひたすら「二番底懸念」という魔法の言葉を使いました。
ところが・・・みんなが気にしてソワソワしている間に日経平均は一時23,000円を超えました。“いまさら感”が強く漂います。
この「二番底」問題では、メディアの論調だけでなく、投資家側にも反省点があったと思います。
そんなことをテーマにお送りしたのが、6月8日の「マーケット・スクランブル」生放送です。
時間があるときにご覧ください。
フォローアップ第1回のブログも、さきほど公開しました。
正しい「二番底」 →週報のページ