売買の規律 | 林知之


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『プロが教える株式投資の基礎知識 新常識』
 ~儲かる仕組みとお金の増やし方~
林知之著 四六判/240ページ/1,500円+税

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「最近メルマガが届かないのですが……」
昨日、読者から電話をちょうだいしました。
すみません! サボっていました。

スケジュールがないと、人間は怠けてしまいます。
過度のプレッシャーは避けたいものですが、なにごとにも一定の緊張感は必要です。

売買(株式投資)はどうでしょうか……。
それなりの金額を動かす“事業”なのに、必要な緊張感に欠ける傾向があるようです。

しこり玉(塩漬け株)が、その典型かもしれません。
手仕舞い(かたづけ)をサボった結果です。

でも、ポジションを取るのはカンタン。
一般に、サボる傾向は見られません。

また、売買資金には限度があるので、意外と早く手一杯になり、
「やりくりしないと動けない」
「しこり玉が気になる」
といった苦しい状況に陥ります。

東京オリンピックの予算は当初7千億円(0.1兆円)でしたが、いつのまにか「3兆円に達する」などと報じられています。

「オリンピックだから」
こんな“魔法の言葉”が効いたのでしょうか……

「儲けるためだから!」
投資家は、魔法の言葉で“攻め”に傾きます。
おそらく、迷ったときの紙一重の判断です。

「迷ったら建てない」
「迷ったら手仕舞いする」

自ら規律をつくる個人投資家の金科玉条です。

来週から、いえ今日から、「迷ったらメルマガを書く」ことにします。

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