痛い目に遭わずとも…… | 林知之


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以前のメルマガで、「初心者9割」という仮説を紹介しました。

「多くの投資家が株式投資で大失敗する」
「大失敗=資金の大半を失う→やむなく退場」
「残るのは、わずか1割」
「結果、個人投資家の9割は常に初心者」

極論のようですが、積極的に売買する人を投資家と定義すれば、おおむね正解でしょう。

1割の投資家は、あぶない思いをしたり痛い目に遭い、正しい行動指針に気づいた人たちということです。

たしかに、身をもって体験しないと理解できないことはあります。
すべての分野に共通することです。

でも、知識として知っていれば避けられることもあります。
事前に学ぶことで、回り道をせずにすむケースも多いはずです。

こういうイメージで仕上げたのが新刊、『プロが教える株式投資の基礎知識 新常識』です。

「初心者に読んでもらいたい」と考えながらつづった事柄は、結果として、経験豊富な投資家へのメッセージにもなりました。

・順張りとはなにか、逆張りとはなにか?
 プロの考え方は?
・チャートはどのように役立つのか?
 必ず起こる錯覚を知っておきたい……

大半の投資家が受け入れてくれないことまで、あえて文章にしました。

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