出遅れ銘柄という発想 | 林知之


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誘いに対して「行けたら行く」、まじめな顔で「怒らないから言って」。
口にした人や地域にもよるようですが、総合的に信用度はかなり低いとか……。

上げ相場に「乗り遅れた」と感じたとき、「よし、出遅れ銘柄を買おう」という発想があります。

循環物色で底上げが実現するならば、とても手堅く落ち着いた取り組み方です。

でも、出遅れ出ずじまいという結末もあります。
そこで、
「最も強い銘柄に乗る」
「タイミングを計る方法が問題だ」
といった考え方も成立するといえます。

強いものにつく、という発想ですね。

相場に正解・不正解はありませんが、異なる思考法も認めたうえで、「でも、自分はこの道を選ぶ」と考えたいものです。

勝っても負けても、必ず後始末(手仕舞い)のシゴトがあります。
だから、「これだ!」という自分なりの確信がほしいのです。

ちょっと深い話に入っていくのですが、あやふやな態度でポジションを取るのだけは御法度です。

ちなみに、上の「お知らせ」で紹介した新刊では、一般的な発想を斜め上からたたき切るようなことを述べています。

  • 手仕舞いは「仕舞い」にあらず
  • 「株は安く買って高く売るもの」という誤解
  • 正しいトレードでは損が先行する

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