月足を見よう | 林知之


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フィギュアスケート羽生結弦選手のモノマネをする芸人「羽生ゆずれない」氏は、U-18日本代表の主将を務めた元アイスホッケー選手ですが、フィギュアスケートの靴で演技をするとなると全くの異分野……ジャンプの練習中だそうです。

株のチャートというと、最も人気なのが日足です。
それも、4本値を用いた「ローソク足」。

「日足=ローソク足」という通念があるほどです。

細かい部分を見ながら、つい“秘密のサイン”を探したくなるので、素直に流れを見るなら「終値の折れ線チャート」がいいと提案しています。

別の観点で、もうひとつオススメのチャートは、同じローソク足でも「月足」です。

日々のニュースや市況解説で「今日は」「明日は」と短期的な変化に注目しがちですが、実際にポジションを持っている期間はずっと長い。

株価の基本サイクルも、想像以上に長いのです。

新刊で解説している低位株投資の手法「FAI投資法」では、月足チャートで大きな流れを確認します。

「4~5年かけて大きく下げた」銘柄を対象に、「2~3年の底練り」を経て、さらに数年上げていく銘柄を探すのです。

その結果、「押し目を買う」ことに徹すればいいという、シンプルでラクな姿勢をつくることができるのです。

真剣に取り組むほど、つい近視眼的になってドツボにはまります。
不要かつ無責任な“予測情報”に惑わされることになりかねません。

株価の本来のサイクルが見える「月足」の見方に、ぜひ触れてみてください。

でも、どうやって見るの?
まずは、私が書いた解説をご覧ください。
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「あえて解説 底型・天井型111例」
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