そろそろ、おカネのはなしをしようか… | 林知之


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 連載「相場のこころ トレードの本質」その26
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「あんた、年収いくら?」
相場の世界にいる人間は、こんな質問をすることに抵抗がなかったりします。

プライベートについてズケズケと質問するのは控えるとの常識はあるものの、相手との関係が近いとあり得る、世間からはズレた部分があるということです。

答えが「2百万円です」でも「2千万円です」でも反応は同じ……「あっ、そう」。
収入が少ないから不幸とは限らず、高収入でも苦労している人がいます。来年どうなるか、いや、来週どうなるかもわかりませんし……。

例えば、「年間いくらが高収入か」といった尺度は、人それぞれ。
そもそも、「おカネとはなにか?」という捉え方そのものがバラバラです。

トレードの勝ち負けとは無関係のようで、「自分にとっておカネとはなにか」が少しでもあいまいだと、外部の“強い情報”に流されます。

「低金利だから運用を考えなくては」
「株取引をしないと負け組?」
「トランプ氏が大統領になったら株は暴落必至」

何十年も相場の世界にいて、相場が大好きな人たちと接しながら思うのは、多くの投資家が以下の2つ、どちらかに傾いているということです。

Aタイプ──もっと積極的になればいいのに、慎重すぎる
Bタイプ──ムリに挑んで、不要な損を重ねている

Aタイプは“もったいない”だけで、ケガはありません。
でもBタイプは……わざわざ自分からケガをしにいっています。

このBタイプが、意外と多いと感じるのです。
その原因はズバリ、「自分にとっておカネとはなにか」が少しだけあいまい、あらためて考える機会がなかった、ということではないかと……。

そんな思いから企画したのが、新刊『ブレない投資手法 曲げない投資哲学』。
「起」「承」「転」「結」と4つの章に分けてあり、

最初の章「起」は『そろそろ、おカネのはなしをしようか…』
「起」の第1項は『おカネについて真剣に考えてみる』

という構造です。

根幹の考え方から具体的な取り組み方までを網羅した一冊。
『ブレない投資手法 曲げない投資哲学』

ぜひ、手にとってみてください。
林知之の熱い思い、林投資研究所が発する渾身のメッセージです!


2017年4月28日発売開始
ブレない投資手法 曲げない投資哲学
~相場に立ち向かうための「起承転結」~
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