エントリータイミングについて質問を頂いています。
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いつも楽しく拝見させてもらっています。
一つご質問です。
上がって来たところでとか、下がって来たとこで買う?売るとはどんな指標、タイミングでやられてますか!
いつもそのタイミングを逃してしまいます。。。。
よろしくお願い致します!!
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エントリーのタイミングを細かく分けると次の6つの方法にすることができます。
1.直近の高値を突破した時
2.メインの時間軸の足のローソク足をブレイクした時
3.メインよりも短い時間軸の足のローソク足をブレイクした時
4.30円動いて20円の指値(安値から30円上昇した後、その10円下で指値)
5.20円動いて10円の指値(安値から20円上昇した後、その10円下で指値)
6.指値で待っておく(下げているところを指値で待つ)
1~6のエントリーを図で表すとこの様になります。
この1~6の中で基本となるのは2番と3番のエントリータイミングです。
これらのエントリータイミングそれぞれの特徴は次の通りです。
1.直近の高値を突破した時(ブレイクエントリー)
直近の高値のブレイクを持ってトレンド方向に動き出したと判断するということです。
ブレイクのエントリーはロスカットが遠くなります。
なので、初心者は損失を受け入れてロスカットができずに
損失が更に大きくなったり、ナンピンになったりと、どんどん深みにはまってしまう
可能性が高くなります。注意が必要ですね。
2.メインの時間軸の足のローソク足をブレイクした時
足の高値ブレイクをエントリー条件にする方法です。
足のブレイクをトレンド再開の合図にすることによって、早くエントリーしようとする方法です。
足のブレイクをするだけの動きを確認してからになるので、心理的にもエントリーしやすく調整完了と思ったらまだ調整だったという騙しの確率が減ります。
3.メインよりも短い時間軸の足のローソク足をブレイクした時
3のタイミングは、2のタイミングよりも短い足のブレイクを利用する方法です。
2のタイミングより早くエントリーできることになるので、2のタイミングよりもロスカットが小さく出来ます。
こちらも足のブレイクを合図にするので心理的にエントリーしやすいです。
ただし騙しにあう確率は、2よりも高くなります。
4.30円動いて20円の指値(安値から30円上昇した後、その10円下で指値)
4のタイミングは、ブレイクではなく、価格の動きだけでトレンド再開の合図にする方法です。
たとえば9000円まで調整して9030円がついた時に、9020円で指値をするということです。
したがって、安値から20円上で買うことになります。
ロスカットは、9000円が安値でなかったときになるので 8990円がロスカットになり
30円がロスカット幅ですね。
これの利点は、ロスカットになっても小さな損失で済むということです。
ただし、安値と判断する精度が低いとだましが多くなります。
5.20円動いて10円の指値(安値から20円上昇した後、その10円下で指値)
5のタイミングは、4のタイミングよりもさらに10円安く買う方法です。
上級者用です。
5のタイミングでのエントリーになると、20円の反発だけでエントリーになるので
どちらかというと逆張りの部類になります。
大きいトレンドは、順張りですが、エントリーが逆張りということですね。
ただしこの後の6番と違い、20円の確認があるので
一気に売られる場合は見送りになりますし、板の状況、その時の場味などを加味することができます。
最小限の確認はできるということですね。
6.指値で待っておく(下げているところを指値で待つ)
こちらも上級者用です。
6のタイミングは完全に逆張りですね。ただし大きいトレンドで見ると順張りになります。
うまくいけば短い時間軸での底で買うことが出来ます。
早めに指値を入れておけば、約定の順番も有利になりますね。
ただし、指値が届かないと約定しませんし、一気に下がると買ったすぐにロスカットになる危険性が高くなります。
さらに、ロスカットの設定をきっちりしておく必要があります。
上級者用と書くと、まだ私には早いと思うかもしれませんが
いつも同じエントリー方法を使う必要はありません。
たとえば、強い支持線があり、確率高くその支持線で反発することが予想されるとするならばいかがでしょうか。
ブレイクまで待つよりも少しの反発でエントリーしたほうがいいと思いませんか。
私の手法は後で説明する分割売買という武器があるので仮にエントリーした後に、あまり上昇できなくても1回目の利食いができるとトントンで逃げることが出来ます。
また値動きが少ない時に、のタイミングである足のブレイクでエントリーとなると、そこから利食いできるだけ動くという可能性が低くなります。
そういう場合は、4のタイミングでのエントリーでも十分トレンド方向に動き出したと判断することが可能でしょう。
そして、1のタイミングである直近高値のブレイクエントリーというのも状況により武器になります。
これらを使い分けることによって、柔軟な対応ができるようになります。
多くのチャートを見て各タイミングでのエントリーを見てくださいね。
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