ピークとボトムの求め方について質問をいただいています。
ここに求め方のルールを記しておきます。
■ピークとボトム求め方のルール
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上昇中、直近7本の安値を下回ったら
ピークが確定する。
下降中、直近7本の高値を上回ったら
ボトムが確定する。
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今年から直近7本の高値安値を使った求め方を採用しています。
私はこれを「HL7」と呼んでいます。
上昇中は、直近7本安値をチェックしておきその安値を下回ったら、ピークが確定となります。
下降中は、直近7本高値をチェックしておきその高値を上回ったら、ボトムが確定となります。
■HL7ピークとボトムを求める流れ
まず、図をご覧ください。
図1
図1の赤線で囲ったところを拡大したのが図2となります。
図2
現在が赤丸の地点だとします。
その時の直近のローソク足7本というのは、数字で書いてある、1~7となります。
1~7の足で、一番高いのは、1番の足の高値となります。
これが、直近7本の高値です。
1~7の足で、一番安いのは、6番の足の安値となります。
これが、直近7本の安値です。
図3
図3は、図2から1本進んだ状態です。
1本進むと、直近7本なので、1本ずつ右にずれます。
図2の1番が外れていますので、直近7本の高値は下がりました。
図2と見比べてくださいね。
安値の方は、変わらずです。
図4
図4は、図3から1本進んだ状態です。
もう1本進んだ事によって、図3の1番が外れてまたも直近7本の高値は下がりました。
このように、1本進むごとに、7本の高値、7本の安値は、ずれていきます。
図5
図5は、図4から更に進んだ状態です。
この時、赤丸は、直近7本の高値である7番の高値を超えました。
図6
図5の赤丸に印をしています。
図6のチャートは、直近高値7本と直近安値7本をつなぎ合わせたものです。
ラインが引かれていますね。これは、ハイローバンド(HLバンド)というもので
ドリームチャートでは、HLBand(7本)の指標となります。
赤丸の所で、HLバンドが上に上がっています。
こういう所は、直近高値7本を切り上げたところということになります。
図7
高値を切り上げた所に赤丸、安値を切り下げた所に青丸をつけています。
連続している所は省いています。
最初に書きましたが上がっているときは、ピークは確定しません。
上がった後に、ある程度下がると、ピークが確定するということでした。
従って、 上がっているときは、ある程度下がるかどうかを見ていきます。
図8
図8のチャートを見て頂くと分かるようにA地点で、上昇していますので、
今は、ある程度下がるのを見ていきます。
1番の青丸で、安値を切り下げました。
安値が切り下がった → ピークが確定
1番の地点で、それまでの一番高い値がピークとなります。
なので、A点がピークとなります。
ピークが確定したので、今度は、ボトム確定はいつかを見ていきます。
ボトムが確定するのは、ある程度上がるということになるので
今度は、高値の切り上げを見ていきます。
2番で高値が切り上がりました。
高値が切り上がった → ボトムが確定
2番の地点で、前回のピーク以降で、それまでの一番安い値がボトムとなります。
なので、B点がボトムとなります。
2番でボトムが確定したので、今度は、ピーク確定はいつかを見ていきます。
ピークの確定になるのは、安値を切り下げた所となるので3番となります。
3番でピークが確定し、C点がピークとなります。
同様にして
4番でボトムDが決まり、5番でピークEが決まります。
6番でボトムFが決まり、7番でピークGが決まります。
同値が出た場合は、後で出たところになります。
D点、G点は、同値がその前にありますが、最後に出たところになります。
これがピークとボトムを求める方法になります。
分かりづらいかもしれませんが、何度も繰り返し読んで理解してくださいね。
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