子供の頃、悪いことをすると、
「お天道様が見ているぞ」
とか
「閻魔様に舌を抜かれるぞ」
などと言われました。
本当に言われたのかどうか記憶は定かではありませんが、そんな言葉を聞いたことがあります。
今の子供たちに閻魔様に舌を抜かれるなんて言っても信じる子はいないでしょう。
でも、こういう非科学的なことも必要なんじゃないかなって思うのです。
お天道さまが見ているというのは、自分以外のもうひとりの自分が見ているということだと思うんです。
自分の中にはもうひとりの自分がいるんです。
自分のことを見ているもうひとりの自分。
その自分は、自分のやることをすべて見ているんですよね。
「お前、あの時ずるいことしたよな。」
「おまえ、あの時、全力じゃなかったよな。
なんてこと言うんです。
これって、子どもだけではなく、大人になってからも同じです。
相場やってると、ルール破っちゃう時ありますよね。
自分では、このラインを超えたらロスカットするって決めていたのに、
ついつい、ロスカット価格をずらしてしまう。
ずらしてはダメだとわかっているのにやってしまう。
それを、もうひとりの自分はちゃんと見ているんです。
現在儲かっていて、しっかりとロスカットができるようになった人だって
記憶をたどると、ロスカット価格をずらしていた自分を思い出すのではないでしょうか。
だって、私だってその経験ありますから。
もうひとりの自分がちゃんと見ていたから、今だってその記憶が残っているんです。
このもうひとりの自分が覚えていることってルールを破った時のことだけではありません。
しっかりとルール通りに売買ができたことも覚えています。
「オマエ、しっかりとルール通りの売買ができたな。」
と認めてくれるもうひとりの自分がいるんです。
このもうひとりの自分を
「自尊の念」って言うんですよね。
もうひとりの自分に尊敬されれば、もうひとりの自分が今の自分に大きな力を与えてくれるのです。
でも、ルールを破ったり、ずるいことをやると
「オマエなんて相場で儲ける資格はない」と言われてしまいます。
結果、相場で儲けることはできなくなるんです。
これ、相場に限らず人生ってそんなもんだと思うのです。
もうひとりの自分に尊敬してもらえるような生き方をしていると人生は楽しくなります。
人生はうまくいくようになります。
そして、相場でも儲けられるようになると思うのです。
もうひとりの自分に褒められる生き方したいですね。
そうすれば、閻魔様に舌を抜かれることなんてなくなりますから。
幸運の女神の後ろ髪をつかめるようになりますから。
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