実際に統計というものが役に立つのかどうかを見てみましょう。
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これが統計ソフトです。
波動の統計を取ることができます。
上昇トレンド時の上昇波動
上昇トレンド時の下落波動
下降トレンド時の上昇波動
下降トレンド時の下落波動
トレンドレス時の上昇波動
トレンドレス時の下落波動
その他にも多くの波動の統計が取れます。
次のユーロ円の5分足チャートをご覧ください。
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下降トレンドになっていて、121.961円から下落波動です。
つまり、下降トレンド時の下落波動ということになります。
2016年後半の5分足の下降トレンド時の下落波動の統計は次のようになっています。
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波動の値幅
平均下落値幅 36.8銭
中央値 29.8銭
最頻値 17.0銭
波動の本数
平均本数 18本
中央値 15本
最頻値 6本
チャートを見るとピークからの下落幅は26.3銭になっています。
平均値幅ですと36.8銭ですのでもう少し下落があっても良いことになります。
中央値は29.8銭ですからそろそろ下落が終了しても良いことになります。
最頻値を見ると17.0銭ですからすでに超えています。
値幅から考えるとそろそろボトムになっても良い頃合いですね。
本数を見ると22本が経過しています。
平均本数ですと18本ですから下落波動は終わっても良い本数です。
中央値は15本ですからすでに過ぎています。
最頻値は6本ですからこれもすでに過ぎています。
本数から考えるといつボトムになってもおかしくない本数が経過しています。
総合的に考えてそろそろボトムになる可能性が高いと思われます。
統計データを元に考えるとそろそろボトムになるのであろうから、ここから新規で売ることはリスクが高くなるということです。
つまり、売るのであれば戻しを待ってから売るという方針になります。
統計データはこのように利用することができるのです。
ここに上げた使用例はひとつだけですが、他にも多くの使用方法があります。
統計データを取ることによりトレードを有利に行うことが可能になるのですね。
ソフトを使うと簡単に統計がとれますがエクセルでも取ることができますので
興味のある人はチャレンジしてみてください。
統計ソフトの使用例 その2に続く
http://tuiterusennin.blog109.fc2.com/blog-entry-8111.html
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