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ダウのチャートをご覧ください。（クリックすると拡大します。）
ダウは上昇トレンドに転換した後は75日移動平均線に向けて上昇しています。
金曜の足は新高値の陰線という足型になりました。
この足型はピークらしさを示唆する足型です。
75日移動平均線は下向きになっていて抵抗として機能する形です。
そろそろ上げ止まって反落する可能性があります。
下落転換を頭に入れておく時期になっています。
ナスダックのチャートをご覧ください。（クリックすると拡大します。）
ナスダックも新高値の陰線になりました。
ストキャの数値は「93.2」「92.5」「88.1」となり、買われすぎになっています。
トレンドは実質下降トレンドになっています。
下降トレンドにおけるオシレーターの買われすぎというのは、天井が近いというポイントになります。
ここから連続して陰線が続くようであれば下落転換の可能性が高くなります。
日経平均のチャートをご覧ください。（クリックすると拡大します。）
日経平均は25日移動平均線でしっかりと抑えこまれているような動きです。
25日移動平均線を目前に2連続陰線となりました。
先週の金曜には14865円が今回の短期下落波動のボトムが確定し、短期上昇波動に転換しました。
短期上昇波動に転換したから買うということではありません。
現在の状況は下降トレンドにおける短期上昇波動ということになります。
次の図をご覧ください。
①、③、⑤は短期下落波動です。
②、④は短期上昇波動です。
高値は切り下がっていて安値も切り下がっています。
つまり①から⑤までの動きは下降トレンドということになります。
そして、現在の日経平均は④の短期上昇波動にあるのです。
私の手法は順張りです。
順張りで儲かる場面というのは、
◯上昇トレンドにおける短期上昇波動
◯下降トレンドにおける短期下落波動
この２つです。
●上昇トレンドにおける短期下落波動
●下降トレンドにおける短期上昇波動
この２つは利益になる可能性が低い場面です。
今の状況は下降トレンドにおける短期上昇波動ですから利益になる可能性は低いのですね。
短期下落波動が終了し短期上昇波動に転換したのだけれど買うと利益になる可能性が低い場面ということです。
つまり、買ってはいけないということになります。
次に順張りで儲ける場面は、ここから短期上昇波動が終了し短期下落波動に転換した時です。
しかし、短期下落波動に転換したのを確認してから売るのでは遅いのですね。
ということは、短期上昇波動が終了する可能性が高くなった時に売るということになります。
ここからの日経平均は売り場探しということです。
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