日経平均は9日移動平均線を超えた後ははっきりした動きにならずにいます。
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ダウのチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
ダウは15503ドルがボトムとなりました。
これで短期下落波動が終了し短期上昇波動に転換したことになります。
15503ドルからの上昇の高値は16511ドルで、直近高値を1ドルだけ上回っています。
つまり、現在のトレンドは高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドになったということです。
上昇トレンドになったのですから、こんな価格帯で上げ止まってはおかしいのですね。
通常であれば75日移動平均線チャレンジとなります。
しかし、ここ2日の動きを見ていると上値が重そうです。
ここで下落してくることになると高値ブレイクはダマシということになりもう一度安値チャレンジとなってくるでしょう。
ナスダックのチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
ナスダックは25日移動平均線を超えてからの動きは鈍くなっています。
陰線の両側を陽線が挟む足型になっています。
そしてその陽線の高値は陰線の高値に届いていません。
この足型は上値が重いということを表しています。
そろそろピークを意識していくのが良さそうですね。
ここから下落しピークが確定すると高値の切り下げとなり、高値切り下げ安値切り下げの下降トレンドに転換します。
そうなると4209ポイントを割りこむ可能性が高くなります。
ナスダックは中期的に下を見ていけるチャートですね。
日経平均のチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
日経平均は9日移動平均線の上に出た翌日である金曜は反落し、終値は15967円でした。
9日移動平均線は15981円で終値で9日移動平均線を下回ったことになります。
9日移動平均線が抵抗になっている形です。
移動平均線の並びが最弱の並びになっているので、すべての移動平均線が抵抗として機能するのですね。
そのために9日移動平均線で跳ね返されているということになります。
2月12日の安値14865円は17905円からの下落の安値であり、今回の短期下落波動のボトムになる可能性が高いのですが、
計算上のボトムにはまだなっていません。
計算上ではボトムではありませんが、実質ボトムであると判断しても良いでしょう。
そうなると今は、この上昇がどこまでの上昇になるのかを考えて行くことになります。
もう一度9日移動平均線を超えてきても25日移動平均線を超えるのは難しいのではないでしょうか。
そろそろ戻り売りを考える時期に来ていますね。
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