【ビジネス】日本出張の終わりに | しがないディーラー

2週間半の日本出張も終わりました。
日本に来てからの寒暖差にはかなり困りましたが、なんとか無事に全てのスケジュールをやりきれてホッとしています。
本当に多くのミーティングや会食の機会をいただき、沢山の方にお会いすることができました。
お時間を割いてくださった皆様、本当にありがとうございました。

今回は嬉しい出会いや、懐かしい再会、(ビジネスミーティングではなく)一緒にフランクに時間を過ごしたかった方々と食事をしたり、本当に充実した時間を過ごすことができました。

プライベートな用事も沢山入っていたため、平日・休日問わずずっと動き続けていた2週間半でしたが、身体は疲れていても、気持ちはとても充実できていました。

出張期間中、マーケットはトランプ関税で大荒れでしたが、シンガポールのチームメンバーがしっかりと対応してくれて、安心して任せていられたことにも感謝です。

東京の後輩・若手たちとも少しの時間ではありますが過ごすことができました。
それぞれに可能性を感じられて、将来が楽しみです。

この荒れ相場できつい状況になった者もいるとは思いますが、これも経験であり、勉強代です。
投資家のお金をお預かりして、大きな金額を運用するようになる前に、限定された資金で運用経験を積むプロセスを大切にしているのも、そういった経験を経て”強く””タフ”な運用者に成長してもらいたいからです。
損失と向き合う経験もたいしてないまま、安易に大きな金額を預けると、こういった局面で大きな損失を出すと修正が効かなくなる場合があります。メンタル、気力、恐怖…様々な面でこの経験から学び、鍛えられて、よりタフな運用者へと育ってもらいたいと願っています。

特にミクロのボトムアップばかりに目がいっていて、マクロ、トップダウンでの市場動向や見通しをしっかりと持てていないと対応が難しかった状況でしょう。
ミクロでいいと思って混みあっていた銘柄ほど投げが投げを呼んでいく(本来はそういった局面が買い場でもあるんですが)。
そうなる前にこの波乱を想定できていたかどうか?そのうえでポジションを抑制して余力を残しておくなどの対応ができたかもしれない。

世界はコロナ後の”インフレとの戦い”を乗り越えようとしてきました。
その中でトランプ大統領がやろうとしている政策が経済にどういった影響を与えるのか?
中央銀行の金融政策はどう変化するのか?
現在の市場の需給環境やバリュエーションを踏まえて、どう市場が反応するのか?

視野を広く持ち、思考し続けて、想像していく。

自分はレポートや、このブログでも少し書いたかもしれませんが、年始からの欧州や中国の株式の異様な強さを”リスクオフ”と捉えていました。
様々な視点があってもいいとは思います。でもできるだけ様々なものを見て、思考し、市場の動きの裏にある意味を考える。

”ポジションを取る”=”リスク”テイクです。
リスクを取らなければリターンは得られない。
ただそのポジションにはリスクが伴うということは忘れないでいて欲しいと思います。

”負ける経験”は誰もが通る道です。
その経験を乗り越えたときに成長し、より強い運用者になります。
今回の荒れ相場で苦しい思いをしている後輩たちにはそれを忘れずに、今できること、やるべきこと、そして自分自身が損失と向き合うことになったプロセスで”もっとできることはなかったか?””どうすべきだったか?”をしっかり振り返り、この経験を糧にしてほしいと願っています。

そしてこの相場をうまく乗り切り、成果にしっかり繋げられた人も、慢心せずに相場と丁寧に向き合い続けてください。
相場はその慢心を突いてきます。

これで日本を離れ、シンガポールに戻りますが、また年内にもう一回は日本に来ると思います。
そのときはまた多くの皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

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