【雑感】中国製品の存在感と日本製品の存在感 | しがないディーラー


この1~2年、本当に様々な商品分野で感じていること。
中国企業の底力、産み出す製品の良さ、技術力の高さ…。


車ではBYD
掃除ロボットではECOVACS
ネットワーク機器ではtp-link(大文字TP-LINK
の本社は米国だけど元は中国)
スマホでは記事のHuawei、Xiaomi、Oppo、Honor、Vivo
IoTではSwitchbot
アクションカメラではDJIやInsta360
ドローンはDJI


最終製品で当たり前のように中国メーカーのものが強くなっているし、シェアを獲得している。それだけいいもの、魅力的な製品を作っているから。

制裁で大きなダメージを受けたはずのHuaweiは半導体もOSも米国に依存しないで復活を遂げた。
かつて掃除ロボットといえばRoombaだったけど、今や株価は大幅に下がり、シェアも落ちている。
アクションカメラの産みの親のGoProも中国勢に圧され、赤字状態。個人的な意見だけれど、昨年からGoProをやめて、DJI Action Pro5やInsta360 Ace Pro2に魅力を感じて乗り換えた。
AppleはiPhoneやiPad、Apple watchの完成度の高さもあり、未だに高いシェアを維持はしているかもしれないけれど、「新しいものを生み出す」企業という印象がなくなって久しい。Samsungの折り畳み携帯はすでに第6世代。昨年出てきた中国製の折り畳み製品には3つ折りまで出てきたし、その薄型化には驚きすら感じた。


米国企業ですらそうなのに、最終製品で日本メーカーを目にする機会がかなり減っていることに危機感というか、残念だと感じることが多い。特に海外で暮らしていると日本製品の存在感の低下は痛感する。

自動車(それでも日産が崩れつつあるけど)、カメラ分野はまだ日本製が高いシェアを保持はしてるかな。

自社株買いや株主還元もいいけれど、国際競争に勝ち抜いていくだけの研究開発をぜひ頑張って、いい製品を生み出して、部材や部品だけではなく、最終製品での日本企業の存在感をもっと高めて欲しいと感じる。


※あくまでも主観に基づくコメントですのでご了承ください。

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