勝ち方を勘違いしているから勝てないのです。 | 松下誠

おはようございます、松下です。


昨日のNYダウは続落、高値圏の保ち合いは
維持しています。
上海総合指数は反発です。


米ドル/円は続落して112円台後半。
12月は誰も彼も強気でしたが、
そんな人たちもなぎ倒されました。
NY Goldは続伸です。

 


先日、今年初のセミナーで、
大勢の投資家にお会いし、
いつものように投資を教えてきました。

 


私のライブセミナーに参加した経験の
ある人は知っていますが、私のセミナーには
台本がありません。

 


多くのセミナー講師が使用する、
「パワーポイント」と呼ばれる、
プレゼンテーション用ソフトで作成した、
発表原稿や配布資料がありません。

 


何を話すかは、
その時になってみないと分からないのです。


だから私は、自分のセミナーを
「ライブ」と呼びます。


毎回、開始前の参加者の皆さんの
顔ぶれや顔色などを見ながら、


「何を話していこう」

と決めていきます。

 


今回のセミナーでも、前日の土曜日の夜に、
「明日は何を伝えよう」と集中していたところ、
あるイメージが思い浮かびました。


それは、
「多くの投資家は、勝ち方を勘違いしている。
 分かっていない。」というものでした。

 


ほとんど全ての投資家が売買の際に考えること、
投資に期待することは、次の2つです。


1.少額でもいいので毎月(毎年or毎日)勝ちたい


2.プラマイ0でいいので、損はしたくない


これが、人間の偽らざる潜在意識です。
つまり、いつも、全ての銘柄の売買で勝ちたい。

 


「いや、そんなことは思っていない」
とあなたは思うかもしれませんが、
実際に売買に臨むと、この潜在意識が影響した
行動をいつも取っているはずです。

 


これは、現実の投資の勝ち方とは全く逆です。


本当の投資において、勝つということは、

「限られた時間帯に、限られた銘柄で勝つ」


これです。

 


勝てる時間帯は限られています。
勝てる銘柄は限られています。


だから勝てる時間帯に徹底的に勝ちます。
勝てる銘柄で、とことん利益を伸ばします。

 


しかし、それらはごく限られた、
短い時間、少ない銘柄ですので、
それ以外の時間帯や銘柄では、
損切りをしたり、プラマイ0で逃げてきたり、
納得のいかない少額の利益で終わったりします。


それで良いのです。
いいえ、それが投資の勝ち方です。


勝てる時間帯に徹底的に勝つ。
勝てる銘柄で大きく勝つ。


それ以外は、勝てる時間帯、
勝てる銘柄を待つ。


あなたは、いつも、全ての銘柄の
売買で勝ちたいと思い、
その思いが悪影響を及ぼし、結局最終的に
負けてしまっています。

 


それは、本当の勝ち方をまだ知らないからです。


そのままでは残念ながら、
10年後には資金を失い投資を止めていますので、
今すぐ考え方を変えて、勝つ時間帯、勝つ銘柄を
選べるようになってください。

 

 

ps
来月から3年ぶりの開催となる、
ライブスクール 特別講座「松下サイクル論」は、
上で説明してきた、勝てる時間、勝てる銘柄を
絞り込んでいくための絶好の理論です。


チャンスの時間帯、銘柄をサイクルの環境から絞り、
勝っていくのです。


勝てる時は徹底的に、勝てる銘柄は
とことん利益を伸ばす、それもサイクル論の破壊力です。


3年ぶりの大きなチャンスも、
株式投資編、FX編ともに、残りの定員はごくわずかです。


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