一日も早く復旧・復興が成されますように | 松下誠

おはようございます、松下です。



熊本を中心に、九州地方で起こっている地震は、
徐々に余震の頻度も低くくなっているようです。


地震活動が一刻も早く収まり、復興・復旧に
向けた活動が進むことを願います。


被害に合われた方に、心よりお見舞い申し上げます。



私は熊本県の隣、福岡県の出身で、高校を卒業し、
予備校に通った19歳まで、福岡県で過ごました。


九州地方は、関東や東海地方と比べて、
日本の中では、比較的地震の少ない地方であり、
九州で暮らしている方には、そんな意識がある中で
起こった今回の地震であり、ショックも大きかったと思います。



各種報道の記事を読みますと、日本には2千を超える活断層があり、
文字通り日本中どこにでも大きな地震の起こる可能性が
あるということですので、そのことを忘れることなく、
過ごしていきたいと思います。


今はただ、一日も早いライフラインの復旧と
復興を願うばかりです。



今回の地震で、日本人の多くが、
5年前の東日本大震災や、1995年に起こった阪神淡路大震災を
思い出されたと思います。


私も同じように、東日本大震災のことを思い出し、
あの地震の数か月後に、復興していく東北の姿、
そして日本という国の様子を肌で感じながら、
この時を大きな契機として、日本で何かが変わるんじゃないか、
といったような大きな胎動のようなものを感じたことを
思い出しました。


東日本大震災が起こった2011年は、日本の経済環境にとっては、
リーマンショック後の経済の停滞から抜け出せず、
デフレ、株価低迷、超円高など、明るい材料がなく、
そこに起こった地震は、さらに私たちの心に大きく
陰を落とすものでした。


誰も経験したことのない、原子力発電所の大事故による
放射能の拡散という事態も経験し、未曽有の大惨事でした。



原子力発電所の稼働停止により電力供給が制限され、
街中のあらゆる場所で節電のための努力がなされ、
私たちがこれまでに経験したことのない暮らしや景色が
目の前にありました。


しかし、あれだけの大惨事を乗り越え、
まだまだ道半ばなのだとは思いますが、
東北地方は着実に復興し、また日本も力強く
前に進んでいます。


2011年のある時に、そのことを少し
肌で感じたことを思い出しました。


現在、被災地で暮らす方は、絶望に暮れ、
ただ目の前の状況を解決しようとする
連続だと思います。



しかし、言い古された言葉ではありますが、
夜明けの来ない夜はありません。


熊本、大分、その他、九州地方で
地震の被害に合われた方の心と体に、
一刻も早く明るい朝が訪れることを願っています。

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