おはようございます、松下です。
昨日のNYダウは続伸、前回4/1高値を
切り上げました、強いです。
上海総合指数は反発、こちらも高値を
切り上げています。
本日の日経平均株価も続伸です。
米ドル/円も続伸して119円台中盤。
NY Goldは続落です。
昨日のメルマガで、「今日買いますか？」という
タイトルで、国内株式市場のここ数日の
上昇で株を買うことの意味を考えてみました。
このメルマガを配信した後で、自分で読み返していて、
気付いたことがありました。
それは、
「多くの投資家は買いたくても買えないだろうな」
ということでした。
昨日のメルマガで確認したことは、移動平均線と価格の
位置関係から、まだまだダウントレンドの中にあり、
このダウントレンドの中で買っていくことは、
逆張りや転換点の戦略を持っている投資家だと
いうことでした。
しかし残念ながら、逆張りや転換点の戦略を持っていても、
この反発開始局面で、買いたいと思いながら、多くの
投資家は買うことができません。
それは、なぜだと思いますか？
いくつかの可能性がありますが・・・・
１．既に高値で資金いっぱいに買ってしまって買いの余力がない
２．資金に買いの余力は残っているが、前に買った株の
含み損が気になって、追加の買いの腰が引ける
つまり、株式の投資家であれば、今年に入り、これまでの
局面で全く株を保有していないということは、ほとんど
考えられず、程度の差はあっても既に株を保有しています。
その状態が影響して、目の前で勢いよく上昇する株価を見て、
「これはチャンスなんじゃないか」と思っても、
株を買うことができません。
ある意味では、チャンスを逃していることにも
なりかねません。
利益がままならない投資家は、いつもこんな風に、
自分の思いとは裏腹に、自分の気持ちや行動を
制限されてしまうものです。
それを制限する原因・理由こそが、「資金管理」です。
私としては珍しく、「資金管理」という言葉を使うことが
久しぶりになってしまいましたが、この国内株式市場の
上昇を見ていて、なかなか買えないだろうなと思いながら、
この資金管理のお話をしようと思いました。
例えば、上記の2つの事例でも、
「既に株を買っていて含み損も発生しているが、
余剰資金は十分に計算されて残されており、
今後の上昇イメージや戦略も十分に
自分の中にある」
という状態を確保できていれば、ここ数日の上昇の
中で、それほど気にせず買いに入れることでしょう。
それが、自分の戦略＝予定していた売買であれば。
資金管理とは、自分のお金を
自分でコントロール（管理）するという意味です。
自分でコントロールしますので、
「買いたい時には買う」という行動を取る余裕があります。
しかし今日のメルマガのタイトルは、
「買いたい時に買えないことはありませんか？」です。
このことは、その投資家に資金管理が欠落していると、
いつまでも続いてしまう現象なのです。
「チャンスとは、一定の環境を表すだけでなく、
それを見ている投資家の状態を含んだ状態」
これは2月に発売された拙著「投資の哲学」の第5章「チャンス」
の中に書かれている文章です。
http://makotois.com/pr/philosophy/
チャンスだと思っても、それを活かせる状態になければ、
それはチャンスでもなんでもありません。
そのチャンスを作り出し、手に入れるのは
あなた次第ということです。
もしこの株価の上昇局面において、
「買いたいけど買えない」という状態にあるとすれば、
あなたの資金管理が十分ではないのかもしれません。
資金管理は、学んで、実践していけば、
すぐにでも投資の内容が改善していく
非常にパワフルなものです。
非常に残念なのですが、国内で適切に資金管理の
ことを教えている人や専門家は、皆無といっても
いいくらいのお粗末な状況にあります。
それでも私は資金管理の方法を学び、
また教え、多くの生徒も、資金管理を適切に
行い利益を上げ始めました。
それは決して不可能ということではありませんので、
適切な資金管理を学んで、チャンスを好きなだけ
利用できるようになってください。
買いたい時に買えないのは、本当に残念なことです。
ps
資金管理の大切さを痛感し、学ぶことを決めた方には、
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投資力養成コースの最も大切な教えこそが資金管理だからです。
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必要だと感じた時には、すぐに学ばないと、
また先送りされて、次のチャンスを失ってしまうものです。