トランプ大統領の関税政策が世界の市場を揺らしました。
でも、正当で正確な評価が売りを呼んだのではなく、過激な投機ファンドが売りを仕掛けたところ功を奏し、大衆が巻き込まれた、と私は考えています。
公平な貿易を提唱しつつ、自国アメリカの利益になる方向性をつくろうとしています。
否応なく、世界中が対応せざるを得なくなりました。
トランプ大統領について、好き嫌いはあります。
「下品だ」という評価も、否定できません。
でも、たいした政治力じゃないですか。
世界中が、彼のペースに巻き込まれているのですから。
さて、背景はともかくとして、多くの銘柄が急落したのは事実です。
あらためて、資金管理の重要性、余裕を維持することの大切さを認識しました。
このあと市場は、どんな展開があるのか──。
多くの人が、「90日停止だから、そのあとがコワい」とか、「もう、何を言い出すのかわからない」と疑心暗鬼のようですが、私は逆に考えています。
政治が原因で、その詳細も、すでに誰の目にも明らかな状況です。
それなら、今後は株価の自律的な上げ下げだけで、意外と早く落ち着きを取り戻すと考えることができます。
そのあたりを見極めつつ、常に余裕を維持しながら、コツコツと戦っていこうと思います。