投資の「時間」を考える(1) わるい状況に時間をかけない | 株式投資「虎の穴」

売買の結果は、「売り値」と「買い値」の差で決まります。

だから、どうしても「株価」ばかりに目が向きます。

 

しかし、価格をコントロールすることはできません。

予測をビシビシと当てることも、かないません。

 

だから、自分の売買を計画的に進め、コントロール可能な「タイミング」と「数量」を考えるのが王道です。

 

だから、「時間」を考えるのです。

 

上がると思って買ったが、どうもイマイチ……

多くの人が、まずは放置、なにもしないで状況の好転を待ちます。

 

ところが、さらに状況が悪化して「やっぱり」と思ったときは、「今さら損切りできるかよ」という気分です。「今さら」なんて言わず、そう思ったときが決断・実行の好機なのですが、そう考えられないのです。

 

理由は、「過去に縛られてしまう」からです。

 

買いを決断した過去を振り返り、「やらないのが正解だった」と考えます。

仕方がないことですが、これが行動を壊してしまうのです。

 

私たちは株の売買で、常に「未来」を考えます。

この先、上がるのか、下がるのか──ということですよね。

 

ところが、損切りを検討するときに突然、時間軸が過去にズレるのです。

だから矛盾が起きて、ポジションを持っていて問題視しているのに「様子見だ」なんてヘンな言葉を持ち出したりして、行動に移せないというよりは、自分で自分の思考を止めてしまうのではないでしょうか。

 

素直に未来に目を向けたら、

  • このポジションを持っていても得しないかも
  • もし現金の状態なら、この銘柄を今の値段で買うかなぁ……買わないな
  • このポジションを抱えたまま、この先、バランスよく考えることができるか
というように冷静になり、「うん、気分はわるいけど損切りが正解か」と落ち着いて考えることができるはずです。
 
嫌いな人、苦手な人との時間を長引かせたりしませんよね。
自分で決めて買ったのですが、状況が変わったので仕方がありません。
 
未来を考え、「ダメなポジションに時間も労力も使いたくない」と考えるのが、絶対に正解ですよね。
 
メンタルを強くする、平気で損切りできるようになる、なんて必要はありません。
理屈で考えて、「得するほうを選ぶ」だけです。

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