株価指数が横ばい、日経平均が4万円を超えない……
これだけで、「株価は気迷い」「大きく下げる可能性がある」と考える向きも多いようです。
でも、個別銘柄の動きを見ていれば、全くちがう答えも出てきます。
昨年8月はじめにかけての急落から、けっこうな日柄が経過しています。
その間、下値を固めた銘柄もあれば、いつのまにか底抜けした銘柄もあります。
暗い日々が、意外と長くつづきました。
そして、急落から半年という、意識すべき日柄の節目を通過した──こんな見方もできると思います。
実際、決算発表のピーク(3月決算銘柄の第3四半期が多数)を過ぎ、動く機を感じられなかった安値の銘柄が、動意づいています。
「春高」を意識していい状況ではないでしょうか。
昨日の「マーケット・スクランブル」では、2月3日に紹介した銘柄について、その後の展開を確認しました。いやいや、元気になってきた銘柄も散見される状態です。
林投資研究所オリジナル、「中源線建玉法」のチャートを示しながらの解説です。