急落への対応 | 株式投資「虎の穴」

2月3日(月)、日経平均が大きく下落しました。

 

ちまたの解説では、「トランプ政権の関税強化を嫌気」なんて情報が多くの投資家を納得させているようですが、あらためて出現した材料でもないのに……。

 

そもそも日本の政治は、フラフラと自主性なしにアメリカの属国などと揶揄(やゆ)されるような態度でした。結果として、トランプ政権によって強いアメリカの復活、しいては日本の立場も有利になる、といった読みは成立しないのでしょうか?

 

まあ、そんな個人的な見通しは別として、日経平均が大幅に下がっているなか、かなりしっかりしている銘柄も多数あります。

 

やはり、個別銘柄の観察ですよね。

 

でも、個別に急落しているものだってあります。

今日は、そんな「予期せぬ急落への対応」がテーマです。

 

急落した、どうすべきか──このように、なんとなく“万人向けの正解”を探してしまうかもしれませんが、最も避けたい思考です。

 

急落しても、例えばウォーレン・バフェット氏のように、「長い目で、本当の意味の投資」を行っているのなら、ニコニコしながら株の買い増しを考えるでしょう。

 

では、わりと短期的な売買、投資ではなく投機にあたる行動だったら?

  • トレンドが崩れた→投げる(あるいは、とにかく減らす)
  • 崩れていない→買い増しする
  • なにもしない(すでに買っているので増やさないが、崩れていないと判断)
人によって、銘柄によって、見通しによって行動は異なります。
 
超短期だったら?
 
「崩れた、さらに下げる」と読むなら、急落を確認してからカラ売りを仕掛ける手もあります。「今からでは遅い」と判断したら手を出しませんが、「少し前にグズグズしていたなぁ。次に同じ状況が生まれたら、下げを期待してカラ売りを仕掛けることができるかな?」と考えるかもしれません。
 
相場は常に、「一歩遅れの素早い対応」です。
「自分なりの正解」を導き出すことが、なによりも大切です。
 
 

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