DIYの強みは、「時間をかけてもいい」ことです。
プロなら、想定する時間内で仕上げる必要があります。
想定を超えてモタモタしていたら、クライアントが認めません。
自分も、ほかの仕事に移れなくて困ります。
でもDIYで自分の場所をいじくる場合、モタモタしても大丈夫。
「よし今日中におわらせる」と意気込んではじめたところ、「あれっ、部材がない」とか「あっ、もっといい方法があるぞ」とかで延期することも可能です。
仕上がりは同じなのに、わざわざ時間をかけ、新しい部材を買ってきて、特別なことを試してみたい……そんなことも許されるのです。
まあ、全体が趣味ですから、なんだっていいのですが、ふだん使う場所をいじるからには、美しい仕上がりを求めたいですよね。
プロが30分でサッと仕上げて85点の出来栄えなら、3日かかってもいいから95点の結果を出したいわけです。
昨日手がけたのは、オフィス洗面所、天井の補修です。
ガス乾燥機を撤去したのですが、排気用煙突の穴がそのままでした。
金属のパイプを外そうかと思ったら、ガッツリと固定されています。
構造はよくわかりませんが、じゃあそのままと決めたのですが、外につながっているから断熱を考えてふさいでおきたいし、天井が美しくないし……。
まずは、金属のパイプに断熱材を突っ込みました。
機能的にはこれでいいのですが、きれいにふさがないと満足できませんよね。
単純に白い板を貼ろうと思ったのですが、金属パイプが天井面から7mmほど出っぱっているのです。うぅ~ん。
そこで、ケイカル板を正方形に切り、さらに細く切ったケイカル板を貼り合わせて、浅い箱状のフタを作りました。
それを、天井にネジ止め。
ケイカル板のカット、貼り合わせ、ヤスリでの整形と楽しい作業でしたが、95点の美しさは実現しませんでした。いちおう頭の白いコーススレッドで止めましたけど。
自己採点は、80点ですね。
まあ、いいや、次いってみよ~