株の売買では、いわゆる「やってる感」を求めると負ける | 株式投資「虎の穴」

プロほど、淡々と、そして粛々と事を進めます。

シゴトとしての行動──こんなイメージを明確にもっているからです。

 

でも、人間である以上、どこかで「やってる感」を求めます。

 

今年もあと残りわずかですが、「えっ、もう年末?」と感じるのは、夏の急落以降、グズグズの相場がつづいて、「やった感」「充実感」が薄いからでしょうか……。

 

同じような気持ちの実践者も、多いのではないかと思っています。

 

11月が秋の安値とか、12月に個別銘柄が活発に動くとか、当たり前の期待があっても、現実が期待どおりになることは少ないし、今年は真逆な感じです。

 

しかも、株価指数の水準が高いのに、個別銘柄の動きが、一部のものを除いてよくないのです。イラつきますよね。

 

でも、そんな自己評価をもとに、「通常よりもおとなしくやる」イメージを意識するとか、そんなことが好結果につながる、いや、ほどくことのできない悪循環を避けるというべきかもしれませんが、とにかく必要な思考ではないでしょうか。

 

私は強気です。

春にかけて、よい感じで動いてくれるのではないかと期待しています。

だから、少しずつ買い進んでいます。

 

とはいえ、前述のことから、「ゆっくり、ゆっくりだぞ」と言い聞かせています。

ブレーキペダルにも足を乗せながら、アクセルペダルはジワッとしか踏まない、そんな感じで行動しているつもりです。

 

とにかく、「やってる感」がほしいと感じたら危険信号です。

あえて抑えて、ほかのことに充実感を求めるのが正解でしょうね。

大切な自己コントロールのひとつです。

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