衆院選では、自民党が過半数を取れずに敗北しました。
しかし、休み明け10月28日の日経平均は691円高と、株価指数は大きく上昇しました。
織り込み済み、あく抜け……いろいろな解説がありますが、とにかく常に後講釈です。
状況がよいときなら、悪材料があっても上がります。
逆に、状況がわるければ、好材料があっても上がりません。
ここでいう「状況」とは、市場に資金が流入傾向なのかどうかと、株価の位置です。
株価がそれなりに上がっていれば(値幅および日柄)、そこから先は上がりにくいわけです。
逆に、一定の日柄で一定の値幅、下がっていれば、それ以上は下がりにくいのです。
8月始めにかけての急落から、あと少しで3カ月が経過します。
「米大統領選」という、その場限りの解説を書くメディアにとって“おいしい”材料が残っていますが、国内の政治ネタはそろそろ枯渇します。
総合的に考えて、「ぼちぼち、株価だけを純粋の観察して判断できる」状況に移っていくのではないでしょうか。
カンタンに入手できる、その場限りの後講釈を気にせず、個別銘柄を見ましょう!
私は、内容が良好で値動き的にも目先、整理十分なものをピックアップし、これから少しずつ買っていこうかと考えています。
11月あたりに安値をつけるパターンも、多いように思いますし。