相場は逃げない | 株式投資「虎の穴」

先日のブログで、放し飼いのインコが逃げない話を紹介しました。

 

 

逃げそうで逃げない……私たちの目の前にある「相場」が、まさにそうです。

 

 「買いかな」と思う

 見ていると、下げそうもない

 「おいていかれるかも」と感じる

 サッと買う

 

こんな行動が正解というケースもありますが、ほとんどの場合、「なんだ、慌てて買わなくてもよかったのか」というオチです。

 

それに、たとえ1つのチャンスを逃したとしても、ほかのチャンスがいくらでもあるものです。

 

「逃したくない」という心理が、いろいろな場面で私たちを慌てさせます。

やっかいなものです。

 

だから、「買いは遅かれ」なんて戒めの言葉もあるのです。

この場合の「買い」は、もちろん「買い仕掛け」です。

 

例えば現在、日経平均がとてもいい感じで戻っています。

「強い」と感じさせます。

「買わなくちゃ」と思わせます。

 

でも、個別銘柄で、本当にサッと乗らなければならないものは、たぶん少ないでしょう。

いや、未来を見てきたわけではないので、私が想像するよりもずっと強かったら、この想定は曲がりますが、私が言いたいことは理解してもらえると思います。

 

自分が焦っているかも……こう感じたとき、「相場は逃げない」という言葉を思い出すだけで、少なくとも極端に慌てて行動することだけは避けることができます。

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