建物の大規模修繕をしている間は、全体に足場がかかっています。
足場があるうちに、「西側の窓まわりに金具をつける」工事をしました。
夏の間、西日よけのすだれを固定する場所を、前から作りたかったのです。
でも、ハシゴをかけたり、窓から乗り出したりの作業には抵抗があって、手つかずでした。
すだれをかけるだけならカンタンですが、風で動いたら、微妙ながら不快な騒音を出します。
やはり、上下で固定するのが正しいと思うのです。
だから、それぞれの窓の上下左右4カ所に金具をつけたかったのです。
で、足場に登りました。
腰バッグに金具、ネジ、工具を入れ、充電式のハンマードリルを持って西側の壁まで進んだのですが、高いところが苦手なのでコワくてコワくて……しかも、設置する2階の窓の下端は足場とほぼ同じ高さ。ムリな姿勢で、足場や窓のふちに足を固定しながら慎重に作業しました。
ハンマードリルで穴を開け、プラグを差し込み、金具をネジで止めていく作業ですが、一瞬でもバランスを崩したら大ケガです。途中で「慣れてきた。アブないぞ」と自分に言い聞かせ、最後の窓に差しかかるときは「あと少しと思っている今がアブないぞ」と再びつぶやき、どっと疲れました。でも、ネジ1本さえも落とさず、無事に作業を行うことができました。
ヒョイヒョイ歩いている職人たちは、まじスゴいですよね!