株価の予測について、「当てることを放棄する」発想を紹介します。
「ここが底だろう」と予測しても、結果がわかるのは先のことです。
「ここが底だ」と思ったら即行動しなければ間に合いませんが、前のめりになって一点買いをしていたら、ドンピシャリ当たりつづけない限り、待っているのは苦労の連続です。
そこでプロは、即行動しながらも“決め打ち”しないのです。
分割で売買しながら日々、自分の判断を再確認して次に進みます。
予測を当てることを捨て、対応(ポジション操作)に力を注ぐのです。
無限にあり得る対応(ポジション操作)をシンプルかつ実用的なルールとしてまとめたのが、林投資研究所オリジナルの手法「中源線建玉法」(ちゅうげんせん たてぎょくほう)です。
完全公開の判断ルールと、実行しやすい3分割の売買で、プロが「こう動いたら、この一手を打ちたい」と事前に決めた迅速かつ慎重な行動を、ペン習字のお手本のように“なぞる”ことができるのです。
習得したあとも上級者の売買ツールとして有効なだけでなく、ルールがシンプルなだけに、独立トレーダーとして自由にアレンジする余地もあるのが大きな特長です。