「人生100年」時代には、95歳まで生きた場合、夫婦で約2,000万円の金融資産を取り崩す必要がある──金融庁の金融審議会(市場ワーキング・グループ)の報告書「高齢社会における資産形成・管理」(2019年6月3日発表)で示された試算です。
政府はウソつき、カネのない人間は死ねというのか……多くの人が感情的に反応して炎上騒ぎになりました。
はたして、私たちにとってなにが重要でなにが雑音なのか──多くの非難は切り口が筋ちがい、でも報告書にもツッコミどころがある、こう考える林知之が、勝手にまとめてみました。