今晩はCPI | サンワード貿易株式会社

来週に御茶ノ水で開催予定の、むらやんこと村上直樹氏のセミナーは、受付終了いたしました。




満員御礼、たくさんのお申し込みありがとうございました。



そのむらやんさんが、朝の株式市場寄り付き前につぶやいていたのが・・・



@cadillac600


むらやんさんが注目していた訪日観光客の数。


なにしろ、「爆買いツアー」の発信元では、株価の急落に加えて人民元の切り下げがありました。


多少は減速してしまいそうですよね・・・



さて、日本政府観光局(JNTO)が16日発表した8月の訪日外国人数の推計値は、前年同月比+63.8%の181万7000人。

8月として過去最高を記録。



http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/#block0
(JNTOのHP)



そして、中国からの訪日客は+230%の59万1500人。

前月の57万6900人からも増加しています。


国・地域別でみた単月で過去最高。

韓国からの39万人や、台湾からの31万人を引き離しています。



株価急落なんのその。

人民元切り下げ、そんなの関係ねぇ。


とにかく「人数」については、勢いは衰えませんでした。


あとは、彼らが落としてくれたカネの量ということになりそうですね。




今日の日経平均株価は、145円12銭高の1万8171円60銭で終了。

続伸です。


日経225
 日足  

5日・25日移動平均線 

ボリンジャーバンド(、3σ) 

一目均衡表 

MACD 

RSI相対力指数 








それでは今晩の予定です。

時間は日本時間(JST)です。



17:30 英国国民統計局発表

8月の雇用統計 

前回は、失業率2.3%、ILO方式では5.6% 

今回の事前予想は、2.3%、ILO方式で5.6% 

いずれも横ばい?


※ILO=国際労働機関 

先進国の多くはこのILO方式です。日本の労働調査もILO準拠式となっています。

英国オリシナルの失業率は、失業保険の申請状況から算出するそうです。

 

なお失業者数は、前回4.9千人減少しましたが、今回は5千人の減少が見込まれています。




18;00 EU統計局発表 

8月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)確定値 


速報値では、前年比+0.2%、コア(食品・エネルギー除く)で同+1.0% 

今回の事前予想は、いずれも速報値から改訂無し、と見られています。





20:00 南アフリカ統計局発表 

7月の小売売上高 


前回は、前月比+0.1%、前年比+3.5% 

今回の事前予想は、前月比+0.2%、前年比+2.4% 





21:30 米国労働省発表

8月の消費者物価指数(CPI)

“Consumer Price Index”

消費者が購入する商品やサービスの価格を示す指数。インフレに関する最重要指標の一つで、変動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数が特に注目されます。


先日に発表されたPPIが売り手側の価格を表すのに対し、CPIは買い手側の価格を表します。

消費者の最終レベルの指標です。ここまで物価変動圧力が波及すると、金融政策転換の可能性が一段と高まると言うことができます。


前回は、総合:前月比+0.1% 前年比+0.2% 

コア(食品・エネルギー除く)で前月比+0.1% 前年比+1.8% 


今回の事前予想は、総合:前月比-0.1% 前年比+0.2%

コアで、前月比+0.1% 前年比+1.9% 


前「年」比で見た場合、総合は横ばいだが、コアは上昇? 



米国のゼロ金利解除に関する先行指針(フォーワードガイダンス)で謳われる「合理的な確信」という文言は、インフレ率2%達成に関してです。

この物価指数の大モノの発表は、注目です。






23:30 EIA(米国エネルギー情報局)発表 

週間石油在庫


今回の事前予想は、原油が前週比+200万バレル、ガソリン同-50万バレル、ディストレート+30万バレル。


※ディストレート(留出油)=石油精製品。ヒーティングオイル、ディーゼルオイルなど


原油在庫は3週連続の積み増しになり、ここまで増加するのでしょうか?



注意:最新値は予想値を反映させています)



なお、日本時間早朝に発表された民間団体API(全米石油協会)の統計では、原油在庫は予想外の取り崩しでした(世界の指標はいろいろと 2015-09-16 )。







このほか今晩は、米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が初日を迎えます。

利上げか? 否か? 

声明発表は明日(日本時間では18日金曜日未明)です。



米国では、大統領選に向けた第2回の共和党テレビ討論会も行われます。

台風の目と言うべきドナルド・トランプ氏、今回も大暴れ? 




パリに本部を置くOECD(経済開発協力機構)からは、世界経済中間見通しが公表されます。

時刻は18:00です。









※当情報は商品先物取引(CX)、外国為替証拠金取引(FX)、株式などの投資活動を勧誘又は誘引するものではありません。

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★2005年アパレル貿易会社退社。人生を模索中にFXに出会う。
以来、FXトレーダーとして、米紙ウォールストリートジャーナルや、テレビ東京『ガイアの夜明け』等メディアからの取材を数多く受ける。
トレードをする傍ら、FXや暗号通貨(リップル)、九星気学のセミナー講師、コラムニストとしても活動中。


著書

「トレーダーsarahが教える FX 7つの成功☆レッスン」(ビジネス書・宝島社)
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