トレードをしているとプレッシャーを感じますよね。
多くのトレーダーはプレッシャーを感じながらトレードをしています。
どうしてプレッシャーを感じるのでしょうか。
トレーダーに限らず、勝負の世界や記録を求める世界で生きている人たちはみんなプレッシャーを感じています。
勝負の世界や記録を求める世界というのは、結果を求められる生き方です。
結果が出ない時というのは、不調なのか、実力なのかがわかりません。
実力が劣っていて結果が出ないのであれば練習を重なるしかありません。
でも、不調で結果が出ないということもあるのです。
結果が出ない時、不調なのか実力なのかをしっかりと見極める必要があります。
不調のために結果が出ないとしても、それが長く続けば不調ではなく実力だということになってしまいます。
不調のときって気分が落ち込みやすくなりますよね。
いらいらしているときも不調になることが多いようです。
不調から脱却するためには、リラックスすることが大切です。
また、気持ちを変えるために、部屋の模様替えをしたり、目一杯おしゃれをしたりするのも効果的です。
アスリートでもそうですが、どんな時に良い結果がでるかというと、それはリラックスしていて、競技を楽しんでいる時です。
でも、その状態になるのは、難しいのですね。
つい、緊張やプレッシャーを感じるものです。
でも、プレッシャーを感じるというのは、自分の実力よりも少し上を目指している証拠なんです。
実力をあげようとしている状態なのです。
例えば、1m50cmを跳べる棒高跳びの選手がいるとします。
この選手が1mの高さのバーを目の前にしても楽勝で跳べるのでプレッシャーを感じることはありません。
逆に2mの高さのバーを目の前にしてもプレッシャーを感じることはないのです。
なぜなら、2mのバーを跳ぶことは不可能だと分かっているからです。
今の実力では絶対に無理だとわかっていればプレッシャーを感じることはないのですね。
つまり、プレッシャーを感じるときというのは、後少しで目標に到達できる、もしくは次の段階に進めるという時なのです。
私達トレーダーがトレードにおいてプレッシャーを感じるのも同じではないでしょうか。
資金100万円でトレードを始めた人が1億円を目指していてもプレッシャーを感じることはありません。
100万円で買った株が100倍になると1億円です。
株価が100倍になることなんて、まずあり得ないと分かっているのでプレッシャーを感じないのです。
また、資金1億円の人が日経225先物miniを1枚トレードしても大きなプレッシャーを感じることはありません。
なぜなら、買った価格から1000円上昇しても損失は10万円です。1億円に対して10万円の損失ではプレッシャーにならないのです。
資金10万円で日経225先物miniをトレードする人は常にプレッシャーを感じます。
100円の下落をすれば1万円の実損失になり、資金の1/10が減ってしまうからです。
10回同じトレードをすると破産すると思うのでプレッシャーを感じるのです。
10万円の資金を1回のトレードで11万円にしたいと思うからプレッシャーを感じるのです。
すぐにでも届きそうな数字だからプレッシャーを感じるのです。
つまり、トレーダーがプレッシャーを感じるというのは、トレードにおいて資金というのはすぐに増えないからです。
1年で100倍になったりはしないのです。
資金が増えるのは少しずつなのです。
自分の実力にあった増え方しかしないのです。
また、利食いというのはすぐにしたくなります。
買った価格から10円でも上がると利食いしたくなります。
それはそこで利食いをすれば利益になるが、我慢して持続した時に株価が下がると利益だったものが損失に変わってしまうからです。
買ってから株価が大きく動かない時にプレッシャーを感じるのです。
買ってから1000円も上昇すれば、その後20円や30円下がってもプレッシャーを感じることはありません。
mini1枚であれば10万円の利益が98000円か97000円になるだけだからです。
大きなプレッシャーを感じるのは、今目の前の状況が利益になるか損失になるかギリギリの時なのです。
トレードにおいてプレッシャーを感じないようにするためには、資金に対してレバレッジをかけすぎないということが大切なのです。
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