書籍『新版 中源線建玉法』に誤植が見つかったので、お知らせします。
たいへんお手数ですが、お手元の書籍に修正を加えていただくようお願いいたします。
第三部、25ページ、「事例1」の図において、説明が不正確な部分がありました。
「終値Lで手仕舞いしない」という説明はそのままですが、手仕舞いしない理由が誤っています。
【誤】規定の重複 → 【正】残玉が-2のため
(以下は、林知之による追加解説です)
中源線では、転換時のドテン以外に、トレンド途中の手仕舞いが規定されています。
順行方向に伸びた(陽線で上昇、陰線で下落)場合のルールです。
一定の「伸び」によって手仕舞いを行うのが趣旨ですが、「アクションを起こす」ことよりも「残玉を調整する」ことに主眼を置きます。
“未来を考える”というトレードの本質に対して、とても素直な考え方だと感じます。
このケースでは、買いポジションを持っている状態で連続上伸して手仕舞いの条件に当てはまりますが、残玉が2/3なので、手仕舞いを見送るのがルールです。