日経平均はどちらに行こうか迷っているようです。
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ダウのチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
ダウは大陽線が出現しました。
ヒラリーさんの大統領選挙勝利を織り込んだということでしょうか。
300ドル以上という非常に大きな上昇になりました。
この動きであれば上に戻ったと判断しても良いでしょう。
ただし、本当に大統領選挙でヒラリーさんが勝利したとは決定していません。
イギリスのEU離脱国民投票の時も離脱回避を織り込んでおいて離脱派勝利となり急落しました。
今回も同様のことが起きる可能性は残っています。
今の状況ではこのまま上に行くのか下になるのか判断することはできませんね。
大統領選挙の結果が出てからゆっくりとチャート分析をしましょうか。
ナスダックのチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
ナスダックも大きな上昇になりました。
こちらはギャップアップでの陽線という足型でした。
9日移動平均線を上回りましたので短期下落波動から短期上昇波動に転換する可能性が高くなっています。
通常であればこのまま上昇して75日移動平均線タッチとなってくるでしょう。
まあ、こちらも大統領選挙の結果次第ということになりますね。
日経平均のチャートをご覧ください。(クリックすると拡大します。)
日経平均は先日の株価とほぼ同じ水準での引けになっています。
ニューヨークは上昇しましたが、日経平均は足踏みです。
日経平均は上に行こうか、下に行こうか迷っているような動きですね。
移動平均線の並びは最強の並びですから、上有利ということになります。
明日の安値が17245円よりも高くなると7日の安値17056円が今回の短期下落波動のボトムとして確定します。
ここでボトムが出ると安値が切り上がり、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンドに転換します。
そうなれば直近高値の17472円を超えてくる可能性が高くなります。
これが通常考えられる動きですが、やはり日経平均もアメリカ大統領選挙の結果待ちということになるのでしょうね。
今回の大統領選挙はどうなるか微妙ですから、トレードは控えておいた方が良さそうですね。
無理して売買をする必要はないでしょう。
結果がはっきりしてからシナリオを作り直すことにしましょうか。
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