ブログでは、ピークボトム合成図を掲載しています。
これは一定のルールによって算出されたピーク及びボトムを元に作成しているものです。
相場というのは上昇相場でも下落相場でも価格は直線的に動くことは無くジグザグを描いて動きます。
次のチャート図を御覧ください。
このチャート図にあなたが思う主要な高値、主要な安値を線で結んでみてください。
ある人は、下記の図のようになるかもしれません。
またある人は、下記の図のようになるかもしれません。
この主要な高値をピーク、主要な安値をボトムと言います。
100人にピーク・ボトムを裁量で決めていただくと100通りのジグザグ(ピーク・ボトム)が出来上がってしまいます。
ピーク・ボトムを確定するのにルールがあれば誰でも同じピーク・のボトムが決めることが出来ます。
常に同じルールによるピークボトムが分かれば誰でも同じ判断基準を持つことができます。
その時の感情によってピークボトムを決めてしまうと自分に有利なピークボトムを求めるようになります。
常に公平な判断ができるようにルールを決めておくのです。
ピークとボトムの求め方(計算方法)
●私は、ピーク・ボトムを確定するのにルール(計算)を持って決定しています。
その方法は直近3本の高値平均と直近3本の安値平均を使ったものです。
5分足も15分足も60分足も日足もすべての足でルール(計算方法)は同じです。
直近3本の高値平均とは字の通り、3本の高値を平均したものです。
安値平均も直近3本の安値を平均したものです。
ピークとボトムを決めるルールは次のようになります。
1、ローソク足高値3本平均の最低値をローソク足安値3本平均が上回ったら陽転とする。
(この時点でボトムが決まる)
2、ローソク足安値3本平均線の最高値をローソク足高値3本平均が下回ったら陰転とする。
(この時点でピークが決まる)
陰転から陽転するまでの最安値がボトムになります。
陽転から陰転まするでの最高値がピークになります。
※ここは非常に重要ですからしっかりと理解してください。
ここでつまづくとこの後の説明がまったくわからなくなります。
言葉や数字で説明するより図で説明したほうがわかりやすいですね。
この後に図で説明します。
ピークボトムを求めるためにローソク足の高値3本移動平均線と安値3本移動平均線を使います。
先ほど出した高値3本平均と安値3本平均を平均線にしたものです。
・高値3本移動平均線の最も安い水準を、安値3本移動平均線線が上回ったら陽転とし、最安値を波動のボトムとします。
・安値3本移動平均線の最も高い水準を、高値3本移動平均線が下回ったら陰転とし、最高値を波動のピークとします。
次のチャートをご覧ください。
赤線が、ローソク足の高値3本移動平均線です。
青線が、ローソク足の安値3本移動平均線です。
次のチャートをご覧ください。
チャートの左から見ていってください。
高値3本移動平均の赤線の最も安い水準は、「A」になります。
この「A」の値を安値3本移動平均の青線が上回ったのは、「B」のローソク足のところです。
「B]の足が確定した時点で「C」がボトムであることが確定します。
ボトムの確定はボトムの時にわかるのではなく、ボトムから3本から6本経過して分かるのです。
次に、安値3本移動平均の青線の最も高い水準は、「D」になります。
この「D」の値を高値3本移動平均の赤線が下回ったのは「E」のローソク足のところです。
「E」の足が確定した時点で「F」がピークであることが確定します。
ピークの確定もピークの時にわかるのではなく、ピークから3本から6本経過して分かるのです。
ここでは60分足を例にしましたが他の時間軸でもピークボトム算出のルールは全く同じです。
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