たったの2日で全資金が失くなる? | 松下誠

こんにちは、松下です。


4/28は大変な日でしたね。
日経平均株価は12:00からの1分で、
700円以上の暴落。

米ドル/円は同じく1分で、
2円以上の暴落でした。


米ドル/円の下落はまだ続いていて、
その後、29日の市場でも安値の
切り下げが続いていて1年半ぶりの
安値圏に位置しています。

この2日間の下落ですが、
この下落だけで、全ての資金を
失って破綻してしまう人がいます。

実際に、国内でもいらっしゃると思います。
(過去のある時点の私が、実際にそうでした。)


私は、様々な暴落を目にするたびに、
その市場で大変な目に遭っている投資家を想像します。



米ドル/円を例にあげて、
考えてみましょう。

4/28の始値は111.426円で、
4/29の終値は106.283円でした。
(FXCM Trading Viewチャートより)

この下落幅は、5.143円です。
この値幅は、4/28始値に対して、
約4.6%にあたります。

つまり、全くレバレッジを効かせることなく、
100万円の資金で、100万円分の米ドル/円を
4/28始値の時点で保有していたら、
資金が2日間で4.6%減ることになります。



FX取引は、レバレッジ(=テコの原理)を効かせて、
自分の資金の数倍、数十倍の資金での取引が可能です。

過去には最大400倍のレバレッジも
存在しましたが、監督官庁の指導により
レバレッジ規制が導入され、現在では
25倍のレバレッジが最大です。


大きく儲けたいと思う投資家は、
どうしてもレバレッジを大きく効かせて、
取引してしまう傾向があり、
もし4/28始値の時点で、最大25倍の
レバレッジを利用していたとしたら、


4.6%×25=115となり、
115%の資金が減少することになります。

(実際には、この前にマージンコールが入り、
 追加の証拠金(=追証)の差し入れを求められ、
 それが無理なら、ロスカットといって強制的に
 売買の決済がなされます。)


理論的には、たったの2日間で、
あなたの全ての資金が失われる可能性があるのです。

これは、資金が1億円であろうと、
10兆円であろうと、全く関係ありません。



レバレッジの使い方を間違えれば、
どんなに資金が大きくても、
たった2日で失うこともある。

これが、FXや株式の取引なのです。



あなたは、たったの2日で、
投資を終えるつもりはないと思いますし、
ただ損失に耐えるだけの日々を送りたいわけでも
ないと思います。


それならば、個々の通貨の売買、
個別株の売買で、どんな風にお金を使ったら良いのか?
という資金管理を学ぶ必要があります。

これがなければ、どんなに予想が当たろうと、
どんなに優れた売買技術を持っていようと、
わずか2日で破綻してしまうこともあるのです。



暴落や急落は、いつでも、どんな時でも
起こる可能性があります。

最終的に損失よりも利益を大きくして
いくためには、それぞれのバランスを計る
資金管理が必要になります。


資金管理とは、資金を守るためのスタート、
そして、資金を増やすためのスタートです。

まずは、そこをしっかり作ってください!



資金を守るスタート、
資金を増やすスタートを、
確実に切りたい方は、
まこと投資スクール投資力養成コースにご参加ください。


株式投資力養成コースはこちらから。


FX投資力養成コースはこちらから。



今なら、早期申込み割引期間中で、
お得に参加できます!

ブログ一覧に戻る